鏡文字刺繍

本日の精研ブログを担当いたします三谷です。
本日もよろしくお願いします。

鏡文字とは、上下はそのままで左右を反転させた文字です。左右が反転しているので、鏡に映すと正常な文字に見えます。

最近では自治体によって、救急車のボンネットに鏡文字で「救急」と書かれています。
これは、前方にいる車が後方から近付いてきた救急車をバックミラーで見たときに、文字が反転して普通の状態に見せるためです。

刺繍の世界でも、美容院や理髪店などで鏡文字は利用されています。
美容院や理髪店などで使用されているカットクロスに店名などが刺繍されていれば、お客様が鏡越しで普通に見えるように、鏡文字で刺繍されています。

鏡文字のデーターは、刺繍データ作成ソフトの反転機能を使います。
テキストを入力し、文字を左右に反転させます。
鏡文字のスペルの進行方向は、言語本来の進行方向に対して左右逆になります。

反転機能を使って、鏡文字刺繍入りのマスクを作ってみました。
美容師さんのアイテムにどうでしょうか。

鏡文字刺繍の用途は限られますが、刺繍って色んな場面で使われているのですね。

精研は刺繍ビジネスをサポートします。気になることは、お気軽にご質問ください。