2019/10/30

すいよう企画!第2回

すいよう企画とは・・・

タジマ刺繍機で新しくできる事を考案するため、社長、樋口大(ひぐちだい)と、新人岸野剛史(きしのつよし)が挑戦する週一企画です。


第2回 カバンを作る前に・・・

樋口:「それじゃあカバンを作ってみようか。」
岸野:「社長、その前に刺繍機でちゃんと縫製できるか確認しましょう。」
樋口:「刺繍機だって縫ってるんだから大丈夫やって。」
岸野:「いえ、そうじゃないんです。カバンは1枚の生地を二つ折りや三つ折りするんです。」
樋口:「ふーん。それから?」
岸野:「例えば、三つ折りした部分を重ねて袋状にしたら、生地6枚分の厚さになります。」
岸野:「さらに同じ生地で持ち手を作ったりすると更に分厚くなるんです」
樋口:「大体何枚くらい?」
岸野:「12枚」
樋口:「そんなに重なるんかいな!!ということはその位の厚さを刺繍機が縫えないとあかんがな。」
岸野:「刺繍機で縫えますか?」
樋口:「んー。まあやってみるか・・・」

とりあえず作ってみた

樋口:「とりあえずできたな。」
岸野:「分厚いところも縫えたんですね。」
樋口:「今回はTMBPで縫ったけど彩でも試してみないとあかんな。」
岸野:「でも縫うのは大丈夫そうですね。」
樋口:「でもこのクォリティじゃあ全くあかんな。」
岸野:「そうですね。」


このカバンもどきを作ったあとに分かったことがいくつかありました。
まず、生地の裁断をどうするのか。今回は適当にハサミで切りましたが、実際は型紙などを書いてから生地を裁断していきます。
生地の裁断に関しては刺繍機ならではの方法がすぐに思いついたのですが、新人の岸野君はまだ合点がいかない様子です。
刺繍機なら型紙なしでも正確な裁断ができるのですが・・・
ひとまず、縫製は何とかなりそうなので次回はもう少しちゃんと作ってみようと話して今日のすいよう企画は終了しました。

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