刺繍と縫製

本日の精研ブログを担当いたします三谷です。
よろしくお願いします。

写真に写っている２枚の手作りマスク。
刺繍の位置が少し違いますが、同じ生地、同じ刺繍データを使って作りました。
しかし、この２枚のマスクには大きな違いがあります。

マスクの裏側を見てみましょう。
左のマスクは、刺繍の裏側が見えているのに対して、右のマスクは刺繍の裏側が隠れています。

このマスクの場合、表生地と裏生地を張り合わせて作ります。
左は、完成したマスクに刺繍を入れたので、刺繍の裏側が見えています。
右は、表生地に刺繍を入れてから縫製したので、刺繍の裏側を裏生地で隠す事が出来ました。
見た目もすっきりしていますし、刺繍の裏側が直接触れないので、お肌にも優しいですね。

刺繍加工は、生地に刺繍を施し付加価値を高めます。

今回紹介しましたマスクを例にしますと、マスクと刺繍と縫製を組み合わせる事で、より付加価値の高い商品を生み出すことができました。

刺繍の世界には、デザインや品質、技法はもちろん、拘りの生地や糸、その他色々なプラスαが存在します。刺繍とプラスαを組み合わせて、商品の付加価値を高めてみませんか？

精研は刺繍ビジネスをサポートします。気になることは、お気軽にご質問ください。