2024/12/17
刺繍機の機能を使いまくろう!
こんにちは。精研の樋口です。
2024年の残すところ後わずか。今年1年を振り返る時期なのですが、急に思い立って新しいテーマでブログを掲載することにしました。
「刺繍機の機能を使いまくろう!」というテーマで、上手く活用すれば、驚くような効果を発揮するかも知れないのに、様々な理由(主に私や精研スタッフの思い込みかもしれない・・・)でお客様に中々伝えきれない刺繍機の機能を紹介しようというのが、今回の試みです。
そんな企画なら2025年になってから始めても良いのでは?と思わないでもないですが、とにかく始めてしまえということで忙しい精研スタッフを相棒にして紹介していこうと思います。
あなたはどのくらい刺繍機の機能を使いまくっているか?
タジマの刺繍機の操作パネルには多くの機能がはいっています。頻繁に使用する機能は抜き出して下敷にしているのでそちらをご覧になられる方も多いと思いますが、様々なアイテムに刺繍していると「こんなことができたら・・・」と思うことがあると思います。そのお悩み、もしかしたらこれから紹介する機能で解決できるかもしれません。
柄位置調整は神機能‼️ かも知れない
柄位置調整機能は読んで字の如くですが、柄(刺繍のデザイン)の位置を調整する機能です。刺繍機で刺繍する時の基本的なイメージは下記の通りです。
仮想ポケットのラインい合わせて刺繍する
- 仮想のポケット
柄位置調整を使うと枠入れが簡単になる‼️
柄位置調整を使うと、斜めになったポケットラインに刺繍できます、
枠位置調整の機能は タッチパネルを採用しているTMEZ-SC・TMPR2-SC・TMBP2-SCシリーズの現行機だけでなく、従来機でも採用されています。タジマ彩には採用されていません。
私がこの機能は神機能かも知れないと考えている理由は、初心者とプロの垣根を取り払える可能性があるからです。例えば、プリントされたボーダー柄のラインに沿って刺繍しよとする時など、プロでも位置合わせに苦労するような場面でも効果を発揮するのではないでしょうか。
ただし、多頭機をお使いのお客様の場合は残念ながらこの機能は活かせないと思います。多頭機は一度に複数の刺繍を生産できるのですが、均一した刺繍製品を生産するためには毎回同じように枠入れができる技術が必要になるからです。
まとめ
今回は枠位置調整を紹介しました。使用方法の紹介は次回以降になりますが、刺繍機に搭載されている機能を深掘りしていけば思わぬ発見があるかも知れません。
普段、何気に刺繍機を使っていて、少し不便だなと感じるような作業も、もしからしたらタジマ刺繍機の機能を駆使したら楽になるかも知れません。
そういう機能を紹介できるように私もタジマ刺繍機のことを深掘りしていきます!
今回の記事で分からないことなどありましたら、精研までお問い合わせください。