2020/6/8

刺繍データ変換あれこれ2

自動デジタイザとフォトステッチ変換の違い

本日の精研ブログを担当いたします三谷です。
よろしくお願いします。

Tajima DG16 by Pulse」から搭載されましたフォトステッチ変換機能。
写真(jpeg)を刺繍データに変換する機能ですが、今回はイラストを変換して自動デジタイザとの違いを検証します。

自動デジタイザ

イラストを自動デジタイザで変換

自動デジタイザからイメージを選択します。

イラストから、形と色を認識しました。

3色の複合フィルを組み合わせた三角形の刺繍データが生成されました。

フォトステッチ変換

イラストをフォトステッチ変換

フォトステッチをクリックし、イメージを選択します。

3色の刺繍データが生成されました。輪郭がぼんやりし、点描画のような感じに見えます。

比較する

自動デジタイザとフォトステッチの違い

自動デジタイザで作成したステッチの拡大図です。
複合フィルで構成されているので、縫い目と縫いの方向が均等です。

フォトステッチの拡大図です。
輪郭が不規則で、ランダムな方向に糸が重なり合うステッチで構成されています。

自動デジタイザは、ランニング、サテン、タタミを組み合わせたデータを生成します。
フォトステッチは、一針一針ランダム方向のステッチを組み合わせたデータを生成します。ランニングステッチで埋めて色を塗っているような感じです。

それぞれの特徴が掴めましたでしょうか?
同じ画像でもステッチによってこんなに見え方が違うのですね。
次回は実際に縫ったものを比較してみたいと思います。


今回使用したソフトウエアは「Tajima DG16 by Pulse」です。

ホームへ先頭へ前へ戻る