2021/7/26
マーキング柄の作成
TMEZ-SCの便利機能紹介
本日の精研ブログを担当いたします三谷です。
よろしくお願いします。
今回はTMEZ-SCのマーキング柄作成機能を使い、置き縫い時のくり抜きガイドラインの作り方を紹介します。
パンチシートのくり抜き
通常は、パンチシートに直接刺繍をして、刺繍の外側をくり抜きます。ただし、刺繍柄によっては縫うのに時間が掛かります。
TMEZ-SCのマーキング柄作成機能を使うと、刺繍の輪郭のみのガイドラインをランニングステッチで縫う事ができます。
刺繍柄を縫わずに、輪郭のみを縫うので時間の短縮につながる便利な機能です。
マーキング柄の作成
マーキング柄を作成する手順を紹介します。
マーキング柄を作成したい刺繍柄を選択して、③のアイコンを選び、④エンターを押して、⑤のアイコン選択します。
次に、⑥の輪郭、⑦柄なしを選び、⑧エンターを押します。
⑨の数字は、マーキング柄のステッチ長です。今回はデフォルトのままで進めていきますので、⑩エンターを押します。
⑪先程選択した刺繍柄の輪郭のみのデータが作成されました。デザイン名の頭にM-が付いています。
輪郭のデータをセットして、パンチシートにガイドラインを縫います。
ガイドラインの外側をくり抜いて、両面テープを貼りつけます。
刺繍を入れる
実際に縫う刺繍柄のデータをセットし、生地を固定して刺繍をはじめます。
刺繍に対してのガイドラインは、この様な感じになります。
今回使用した刺繍柄では、刺繍柄1,650針に対して、マーキング柄は62針でした。パンチシートのくり抜き時には、時間の短縮になりますね。
TMEZ-SCの便利な機能ですので、パンチシートで置き縫いされる時は、一度試してみて下さいね。
精研は刺繍ビジネスをサポートします。気になることは、お気軽にご質問ください。