2020/04/20

刺繍機でボタンホールをつくる

ボタンホールのデータ作成

今回は「手作りネックウォーマー」で作ったボタンホールのデータ作成を解説します。

ボタンホールの形はたくさんの種類があるのですが、基本的な長方形型で進めていきます。
刺繍データ作成ソフトは、TAJIMA DG16 by pulse を使います。

ボタンホールの長さの求め方は、ボタンの直径+ボタンの厚みです。
ボタンの直径を13mm、厚さ2mmと仮定すると、ボタンホールの長さは、15mmになります。

ボタンホールの大きさ(横1ミリ×縦15ミリ)のアートワークセグメントを作成します。

サテンボーダーに変換します。

サテンボーダー幅を2ミリ、サテンボーダーオフセットを0%に変更します。

糸密度を2.0ptに変更します。

下縫いの輪郭沿い、平行、垂直にチェックを入れます。

下縫いの設定をすれば、ボタンホールのデータは完成です。

サテンボーダー幅と糸密度を変えたデータも作ってみました。

フェルト生地に試縫いしました。
サテンボーダー幅1mmでは細すぎでしたが、2mmの方は綺麗に縫えています。

作品によって広めのががり幅にしてみたり、ボタンホールと刺繍柄を組み合わせてみるのも楽しそうですね。


最後に、携帯電話のアンテナのマークとボタンホールを組み合わせてみましたが...

ボタンで隠れてしまいました....
なかなか奥が深そうです。色々と試してみてくださいね。

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